【第1章】私ひとりじゃ何もできない
TikTokで美人ハーフとして有名になり、TikTokでは84万フォロワーを抱えるERIKA。
過去の活動についてや現在の心境などを親交があるTHE FICKS代表の渡辺がインタビューを行った。
ー はじめに、どういう経緯で活動をはじめたの?
もともとはVineですね!でもほんとはもっと前くらいから、ビデログ...?
ー なんだろ、それ...
知らないですよねw ほんとに1000人くらいしかユーザーがいない小規模の動画アプリで、小学生5年生くらいに動画を投稿し始めて、そのあとに、VIneが流行りはじめて、そのとき有名だった人の動画を真似して投稿していたら、動画投稿楽しいなって思い始めました!
ー 小学校5年生のときから芸能活動とかやろうと思ったの?
芸能活動はやろうと思ってました。そのために、やっぱり事務所に入らなきゃと思ってたので、わざわざ初めて竹下通りに行って、声かけてもらうためにおしゃれして、ママとパパに連れてってもらう、みたいなこともやってましたw
ー すごいね!そこから事務所に入って、フリーも経験しつつ何度か事務所変わったりしたよね?
何度かしましたね!ちょっと転々としてたので、さすがに落ち着きたいなとおもって…
ー 事務所も変わりながら、活動内容や環境が大きく変わってきたんだと思うけど、振り返ってみてどういう変化が今まであった?
なんかちょっと、デリケートな話になっちゃうんですけど、最近事務所から抜けるインフルエンサーが多い中で、私も最初事務所から抜けるときはやっぱり自分一人で頑張っていけるって思ってたんですけど。
でもやっぱり実際にフリーでやっていく中で、やっぱり事務所にいたときに支えてくれてた人のありがたみとかをフリーになってすごくわかったし、わたし一人じゃ何もできないって気付かされたのはすごくありました。
事務所を辞めて一度フリーを経験したからこそ、私のために色々な人が動いてくれる事務所に人への感謝とか、ちゃんと周りの人の気持ちを大切にしながら仕事をしないといけないんだなって。分かっていたつもりだったんですけど、改めて感じているっていう感じですね。
ー ある事務所のときにグラビアの仕事をやっていたと思うんだけど、そんなにやりたいわけじゃなかったみたいな話してたよね?
そうですね...
ー 当時はどういう風に考えていたのかっていうのと、今と考え方が違うところとかってある?
ありますね!すごくあります!
最近すごくそのことについて考える機会があって、最初やりはじめたときは雑誌にでることよって自分がどうみられるのかっていうのを理解できてなかったというか知らなかったというか。
いざ世間に出た時に、見られたかった自分と噛み合わなくて、当時は後悔してしまっていました。Twitterでも後悔についてツイートしたり、活動についての誹謗中傷ばかり見てしまって、その自分がやったことは間違ったことなんだってすごい感じてたんですよね。
今もそのときの自分に対して、ものすごく共感するし、気持ちはわかるんですけど、でも今思えば、たしかにそういう言葉もわかるけど、とっても綺麗なんじゃないかなって思ってて、なんていうんだろ...その過去も誇りに思えるようになりました。
時間が解決してくれたじゃないですけど、それに近い形で、昔の自分を全部含めて受け入れられるようになりました。
だから今だったら、昔来てた誹謗中傷とかも、今来てもなんとも思わないというか、受け入れられるし、自分の中でちゃんと処理できるし、そういう意味では成長したなって思います。
ー そのときは次のステップっていう気持ちでやってたと思うんだけど...
そうですね!
ー いま過去を受け入れられるようになったのは、雑誌に出たとかどうとかっていうよりも、ステップとして突き進んでいた自分の考え方とかも含めてっていうことなのかな?
そうですね!そのときはその仕事をして前に進むつもりだったけど、自分の気持ちが誹謗中傷だったりとかに意識がいってた状態でした。今思うと、もしそういう状態になってなかったら、私の意識が全部そっちにいってなかったら、少し違ったのかなって思ってて、そんなに重く考える必要ないよって伝えたいです!
(第2章へ続く)
【第2章】私にとって大切な出会い
ー この間、ERIKAちゃんとマネージャーさんと3人で話した時に自分の中で印象的だったのは、当時のハングリー精神と、いまの心境は違ったりするんじゃないかなって思ってて、いまは数字だったり、前に出てやろうっていうだけではないモチベーションとかも強くなってきたのかなと感じたんだけど、どういう風な気持ちでやってるの?
そうですね、ちょっと難しいんですけど、昔は動画の数字だったり、仕事のクオリティだったりとか、お金の面についてもそうなんですけど、欲張りになってて、色々な人が注目してくださってた中で、天狗だったというか、そういう部分は今振り返るとあったんじゃないかなって思うんですよね。
今は動画の数字とか、大きい仕事とかももちろんそうなんですけど、事務所も変わって、人とのつながりの大事さを感じています。
最終的には仕事へ繋げていけたらいいなって思うんですけど、その前に人とのつながりとか、信頼関係とか、損得関係なしに、一緒に何かをやっていける人への感謝だったりとか、仲間を増やすっていう意味でも、昔とは違った仕事への感覚ではあります。昔は結構自分主体だったんですけど、今はみんなでっていう感じですね。
ー SNS上の数字じゃなくて、身近な人との関係性を築き上げていくことへの優先順位が高まってる感じかな?
そうですね!ほんとに最近そう思ってます!
ー マネージャーさんとか周りの人との出会いもそうだと思うんだけど、その時々の出会いによって自分の人生が作られていくなと思ってて、そういう人に支えられてるなって。
わかります!すごく思います!
ー そういう出会いの中でこんな風に自分が変わったなって思うこととかある?
私の中ではやっぱりマネージャーさんが大きいんですけど、私が間違ったことをしたときとかに、痛いくらい指摘をしてくれて、色々気付かされることが多いんですけど、なんだろ…つながっている仲間で一緒にやっていく中で、仕事があることを教えてくれたのはマネージャーさんですね。
いまもそうですが、2020年ってコロナで大変な時期だったじゃないですか?私の中では2020年を今振り返ると、出会いの年だったなって思ってて、今まで知り合いじゃなかった出会わなかった人たちとすごいたくさん出会って来たんですよ。そこで仲良くなったりとかいまの事務所もそうなんですけど、2020年は出会いの年だったなって思いますね
ー コロナの時期に、逆にいい出会いがたくさんあったんだね
ありました!みんな大変なんで助け合おうとするんですかね!それで出会ったのかな...?
(第3章へ続く)
【第3章】人が集まって何かが起こるって素敵
ー 話を聞いてて活動の目的もすごく変わってきてると思うんだけど、ファンとか見てる人に対して届けたいことも変わっていってるのかな?
求めてる回答と違うかもしれないんですけど、いまファンの人に何を届けたいのかちょっと分からない時期になっていて、逆にそれを見つけたいなって思ってます。
今はファンの人に伝えられることっていうと難しい...
でも、前から言ってるのは自分に自信を持って欲しいなってことで…それをこれからどう伝えていこうかなって考えてます。
ー 自信を持ってもらうってなかなか難しいよね
難しい!私も自信がないし、いまも。自信を持つことって難しくて。でも自信を持って欲しいって伝えることって自信がないと説得力ないじゃないですか?
だからそれを伝えらえる影響力があったりとか、伝えてもいいんだっていう自信をいま自分の中で作っていってる段階というか、そんな感じですね。
昔はすごい自分に自信があったんですけど、それって周りが見えてなかったからできてた自信っていうか、周りを知らないと自信って持ちやすいと思うんです。
自分より上がいないと自分が一番なんだって。実際にそこまで思ってたわけじゃないですけど、今は自分が置かれてる環境がしっかり見えてるし、自分がどれだけ支えられてるかって分かるんで。ちょっと難しいんですけど…
ー 謙虚さみたいなものが出て来たのかな...
そうですね!今の自分の気持ちもあって、周りの人に感謝しながら、まずは自分に自信を持って、そこから見えてきたものを届けていけたらなって思ってます。
ー 今は今のつながりを大切にしながら、活動を改めてリスタートしていると思うんだけど、周りの人に支えられているなって日々思うこととかある?
どうしてもマネージャーさんが出て来ちゃうんですけど、グラビアのときとか仕事の方向性でかなり悩んでいたときもずっとそばにいてくれて、励ましてくれました。
色々な人とのつながりもマネージャーさんが広げてくれたんですよね!だからそういう意味ではすごい助けられたし、心も仕事も。人との周りのつながりも背中を押してくれたっていうか、、、やっぱり助けられました。
ー なるほど。マネージャーさんとの出会いの中で今の環境も作られて来たのか。
そうですね!
ー 最後にブランドのテーマが”人のつながり”なんだけど、これまでのインタビューとかも踏まえて、ERIKAちゃんにとっての人のつながりってどういうもの?
漢字一文字ですか??
ー 文字じゃなくてもいい!w
うーん…難しいですね。雲みたいなものじゃないですか?
ー 雲???
ww 雲って一つに集まったりすると重くなって雨が降ったりとか、雷になったりとか、雲が離れると天気になったりするじゃないですか?だから人間も同じだなって思ってて、人が集まると何かが起こるみたいな…なんか大丈夫ですかね…
ー いやめちゃくちゃ素敵な回答です!
ほんとですか?wなんかもうちょっといい答えがあったのかな...
ー 雲って答える人いないだろうな〜w