今度はぼくが背中を押す番
【第1章】今のぼくができるまで
読者モデルからYouTuberへと転身しYouTubeの一時代を築いたさんこいち・りっくん。
突如としてさんこいちの解散と同時に、個人活動の引退を表明したりっくんはいま何を感じているのか。
これまでの活動の舞台裏や、ファンに対しての想い、人のつながりについての想いなどを、りっくんの友人であるTHE FICKS代表の渡辺がインタビューを行った。
ー YouTubeという表舞台から離れることを表明しましたが、今の率直な心境はどんな感じ?
もともと新しいことを始めるのは好きだから、次やることに対してはわくわくしてる。
誰もやったことのないレールの敷かれていないことをやるから。他の人はやっていたりするけどインフルエンサーとしては、なんか初めてではあるよね、たぶん。
ー 18歳で広島から大阪に行って、読モになって、そこからYouTuberになって、しかも次の仕事も考えてて、この6年間くらい、たくさんの転換点があったと思うんだけど、そういうときどんな風に決断してきたの?
ん〜、やっぱ自分は才能ないってわかってるから、とりあえず人と違うことをしないと絶対にダメだなと思ってて、読モやってたときもツイキャスやったり、斎藤さんで女の声で出てたりとか、読モがやるようなことじゃないじゃん?w
でも、そうやって常に何か人と違うことを求めて、副業をやったり、企画を頑張ったり、自分の中で何か本業とプラスアルファで一個何かやってるっていうのはよかったなって思う。色々な幅が広がったね。
ー ちょっと質問変わるけど、今までの活動で貫いてきたことだったり、貫こうと思って活動してきたりとかはある?
第一は見てくれてる視聴者に対して自分はすごく誠実でいたいと思ってた。ファンは絶対食わんようにしようとかねw 何回か悩んだときもあったけどねwww そこは8年やってファンを一回も食ってないというww(これからいきたいねww)
ー ここ使えるのかな・・・
でもやっぱ、ファンの子を第一に考えるようになったのは、ツイキャスとかやってて、近い存在でいてみんなと話したりとか、あとは生誕祭を6年間同じバーでやってて、40人くらいを3部で回してみたいな感じでやってたから、一人一人と話してコミュニケーションとってやってたから、そういう考え方になって、ファンというよりかは一人のひととして見てたかな。
【第2章】大好きなみんなを支えたい
ー 普段から話していて、ファンに対する捉え方だったりとかがプラスになってるんじゃないかなと思っていて、活動を通して伝えていきたいと思っていることとかってある?
ファンに幸せになってほしい。たまに考えとか発信するから、その考えが軸になって社会に出て行っても、支えになってくれたりしていたら一番嬉しいなと思ってる。
自分を追っかけて幸せになるとかではなくて、ファンをやめても、ファンの中で友達ができたりとか繋がりの中で幸せを感じて欲しいな。
やっぱり一番大切にして欲しいことは、人のことを大事にして欲しいってこと。喧嘩したファン同士でも今では一緒に飲みにいくっていうファンの子もいるし、ぼくらがきっかけで結婚したりとか、付き合ったりとか。
ー いまこれも答えるの難しいかもしれないけど、表舞台にまた戻ってくる可能性ってある、、?
ん〜、YouTuberとしてはないかな、YouTuberとしてとか、やってたアイドル活動みたいなものはもうしない。しないし、やりきったな。だから次の”新しいほりえりく”として、見て欲しいなと思います。
ー ファンについて最後なんだけど、りっくんにとって「ファン」とはどんな存在ですか?
ん〜、なんとも言いにくいな。友達、、、ってわけでもないし、他人ってわけでもないし、、、ファンって感じもないんだよね、うちのファンって。なんかお母さんみたいだしw、だと思えば恋人みたいなこと言ってくるし、憧れの先輩みたいな感じで言ってくる人もいるし、なんだろうな、、、変な人たち?w
自分は自分に対して何か自信があるわけではないけど、でもそんな自分を最後まで好きって言ってくれた変わった人たち?wかな。本当にファンには感謝してる。
【第3章】人って捨てたもんじゃない
ー このインタビューも含めていつも話してて、”人のつながり”をすごく大切にしているなって思ってるんだけど、そういうところを聞きたいなと思っていて。THE FICKSっていうこのブランドの名前が「あなたを支える」っていう意味だったりするんだけど、活動の中で生まれてきたたくさんの人のつながりっていうのをどういう風に感じてる?
結構、真面目とかしっかりしてるとかイメージがつきやすいんだけど、実際はそんなことなくて、洗濯物もできないし、掃除もできないし、バランスが取れてるって言ってもそれは仕事なだけで、すごい欠落してる人間ではあると思う。
でも、誰にでも欠点があって、それをお互いに支え合って、それをお互いに高め合って、本当にこれだめだなと思ったことは注意する、みたいなそういうのが”人のつながり”だなって思ってる。
(略)
ー なるほど、ちなみに広島で辛いことっていうのは?
自分が小学校のときとかって、小学3年生のときに親が離婚して、そっから自分が精神病になっちゃって。精神病も今でこそ鬱病とか躁鬱とかって認知されてきてるけど、躁鬱なんて小学生にはわからないし、遅刻が多いとか、不登校だとか、、いろいろ言われるの。
今もそうだけど結構身近な人がこういう顔したらいまこう思われてるんじゃないかなってめっちゃ考えるところがあって、人の顔色を伺って精神やっちゃってとか、繰り返して、精神病に2、3回とかなった人生だったから、18歳までは。だからそれより辛いことはないんじゃないかな。
ー 誰しも両面あると思うけど、普段からりっくんはポジティブだと思ってて、自分の中の普段見せていない裏の部分も自分自身で知っているからこそ、ポジティブでいられるのかなって。最後にこの「人とのつながり」っていうコンセプトにかけて、りっくんにとって「人のつながり」っていうのはどういうもの?
つながり、、、それもわかってきたのは最近で、思うのはやっぱりリスペクトを持ってどんな人にも接していて、一人一人に対してどんな人でも何か持ってると思うし、何かすごいところを見つけ出して、一緒に絡んで生きたいと思ってるかな。
ー 最後にこのインタビューとか撮影はなんで受けようと思ってくれたの?
なんか、このブランドやってる友達にやってよって言われて最初聞いた時はスマホかなんかでぱしゃっと撮るんじゃないかなと思って受けたんだけど、思ったより全然本格的だなみたいなw
というのはあるんですけど、友達が何か新しいことやるって言うんだったら、おれも新しいことやるし、一緒になんかやっていこっていうことで受けました!
ー 伝え方悪かったかな!w ありがとう!一緒に面白いことやっていこう!
THE FICKSについて
-THE FICKSは、”人のつながり”をテーマとするファッションブランドです。
今回のインタビューの「友達や親の言葉で今のぼくがある」というメッセージは、THE FICKSとしても伝えていきたいテーマだと思っています。THE FICKSはこのコンセプトを元に「XXX FICKS ME」(XXXが自分を支えてくれた)をプリントしたアイテム製作をスタートしています。